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【BLOG】Numb Turnpike(ex-TELEKOV)をリリースします(10.8)

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風が強くなって参りました。きょうは洗濯物がよく乾きます。野村和孝に続いて、同じく2013.11.22にリリースをさせてもらいますNumb Turnpike(ex-TELEKOV)を簡単ですが紹介します。

まず『Numb Turnpike(ナムタンパイク)』の前に発起人である木村直大の前身プロジェクト『$IR, YES $IR(サーイエッサー)』と『TELEKOV(テレコフ)』について話す必要があるかと思います。まず木村氏と初めて顔を合わせたのは下北沢ERAのブッキングイベント。そのときに$IR, YES $IRというデュオで出演しており2人ともギターボーカル(エレキ&シャウト)でバックにBig Blackのような無機質な打ち込みドラムを流しながら演奏していました。それがびっくりするぐらいかっこよくて、すぐに声をかけて友達になりました。手渡してくれたフライヤーとDIYステッカーのセンス、今でも実家の部屋に貼ってあります。当時、東京のインディーシーンは所謂ポストロック全盛期。共演するバンドにはtoeのようなインストバンドが必ずひとつはいるような状況でした。それだけ影響力があったのは素晴らしいことですが、ハードコア+αなその風潮を真似事合戦のように感じてしまったのは確かです。そんな中、突如として現れた何処にも属さないガチな$IR, YES $IRは僕にとって希望の光でした。山形と東京の両地でイベントをやっていくことを決心した時期でしたので早速"三軒茶屋Grapefruit Moon"でのZF企画に誘わせてもらったのでした。

それ以降、世田谷BOYである木村氏とは定期的に三軒茶屋で音楽談義に花を咲かせているのであります。数年経ち、お気に入りの大衆居酒屋で突然手渡された舞台音楽がありました。得体の知れない一筆キャラが『TELEKOV』と言っているデザインでした。元々は個人的なプロジェクトだったと記憶しているTELEKOV名義。その音源は友達の舞台の演出の為に作ったとのこと。聴かせてもらうと、これまたクリーンヒット。休止状態にある$IR, YES $IRとは異なるテイストでしたが確実に木村氏が作ったと一発でわかるマインドが注入されていました。その舞台そのものにも興味を持ちましたし、木村氏そのものの奥深さはそれ以上に半端ないものだとそのとき再確認したのです。

また数年が経ち「バンドを組んだ」との連絡がありました。TELEKOVの曲をバンドサウンドにアレンジするという構想を聞かされ喜んだのを覚えています。そこからオリジナルを含めて2枚のミニアルバム『Anything But A Yuppie』と『Numb Turnpike』を自身が所属するScum Study Productionからリリース。その二枚からどれだけ影響を受けたか未だ計り知れません。『TELEKOV/Numb Turnpike』リリース後、タイトルのNumb Turnpikeをバンド名へと改名。その突然しっくりきた名前に変えてしまうところも木村氏の魅力であります。そんなブレない意志に、サウンドワーク、アートワーク、友人関係、身の回りすべてが共鳴しているように感じます。いつも誰かに紹介するとき「木村さんはガチだからね」と誇らしく話してしまう、話さずにはいられない人がやっているバンドなのです。

そして今回、ZOMBIE FOREVERはScum Study Productionとタッグを組んでカセットテープをリリースします。『TELEKOV/Anything But A Yuppie』から一曲、『TELEKOV/Numb Turnpike』から一曲、そしてNumb Turnpikeとなっての新曲を一曲とカバー(最高)を一曲の全4曲。それをきっかけに以前のアルバムも購入してもらえると嬉しいです、という意志も込めたテープになっていますのでチェックしてみてください。(写真:三軒茶屋 喫茶店セブン)



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by mori-koji | 2013-10-09 12:25 | blog

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