【hokousya】ゾンフォー森(Qurage)がhokousyaを語る

遂に発売となったhokousyaのベスト盤とも言えるアルバム『hokousya』。
CDではなくCD-Rとしての発売、そして完全受注生産という欲しい人だけに渡るシステムでのリリース。
ゾンフォーを主催する1人、という顔よりも古い『hokousya』という音楽プロジェクト。
3/30の発売に先駆けて聴かせてもらった率直な感想を綴りたいと思います。

僕の携帯には「鈴木」でもなく「まさかず」でもなく「DJホームレス」でもなく『ほこうしゃ君』と登録されている。大体が最初に打ち込んだ名前を変えることなく、今もそのままの名前で使っている。出会ったときに打ち込んだままの"君"付けで登録されているのだ。今も鈴木に電話するときは「ほ」の電話帳欄を探す。

鈴木と出会ったのはライブハウスで、彼はhokousya、僕はQurageとして山形SANDINISTAのイベントに出ていた。共通点はshiftのユーキさんの友達ということだった。鈴木はユーキさんと地元が同じというだけあって昔からの先輩後輩という仲。共に地元長井への愛は相当なもので今となっては縄文の村で『ぼくらの文楽』というフェスまで開催してしまったぐらいだ。そんなユーキさんからは事前に「hokousyaってやつがいてよ〜けっこういいから一緒にやるべ」と誘われていたのを覚えている。

SANDINISTAで会ったときの印象とかは全く覚えてないけど、hokousyaの音楽には惹かれるものがあった。とにかくトラックがカッコよかったし何やってるのかわからないプレイスタイルが当時ボアダムス狂だった自分にはジャストミートだった。ライブが終わって打ち上げの席で隣になって最初の第一声は「何歳ですか?」だったと思う。そして同い年という事実を知りお互いの距離が一気に縮まったように思う。このとき同い年で音楽活動している友達が本当に少なかったからか嬉しい気持ちでいっぱいだった。鈴木もまた同じ状況だったそうだ。

それからは自分がライブするときもライブを見に行っただけの日も必ずと言っていいほどバッタリ会うようになった。音楽の趣味もあえば考えてることも最高にバカげてる。山形発のレーベルをやりたいと思っていたが踏み出せない自分がいて、踏み込むにはこいつが必要だと日が経つにつれて思うようになっていた。

ある晩、電話で鈴木に電話してレーベルを一緒にやりたい主旨を伝えた。一発でオッケーが出たときは嬉しかった。これからは独りじゃなく協力して面白いことをやっていけるパートナーができたのだから。レーベル名は『ZOMBIE FOREVER』にしようかと思ってる、と打ち明けると爆笑して「いいね!」と言ってくれた。コンセプトもバッチリ一致した。そっからゾンフォーが始まったわけで現時点で主催イベントを47回もして今に至る...。

そんなhokousyaの音楽を人一倍広めたいと思ってるのは間違いなく自分であるからに、やっと出せることになったベストとも言える1st albumが今回。出そう出そうとうるさく言っても一向に動こうとしなかった鈴木も、どうやらやっと折れてくれたみたいだ(おせーよ)。出会った当時の曲から新曲まで、彼の歩いてきた道のりを感じることができる一枚となった。もちろん振り返ればウンコやらダンボールやらお菓子やら酒やらがどっさり落っこちているに違いないが。


歩行者こと鈴木が生きているチープでドープな現実社会より。
大舞台が最も似合わない孤高の音楽は手を差し伸べてくれた人にだけ届けられる。
ひきこもりでも、ニートでも、大金持ちでも、EXILEでも、TUBEでも誰でもOK。
彼にとっては一枚だけでもミリオンセラー。
こんだけ買ってくれって言わなくてもいいリリースは初めてだし、
俺が誰よりも早く買うつもりだったアルバム。

by ZOMBIE FOREVER 森(QURAGE)

次はhokousyaの本質に迫ります。
興味を持ってくれた方はこちらをクリック
では、また。
by mori-koji | 2012-03-30 23:24 | hokousya関連

ゾンフォー最前線


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