[Qurage] コウサカワタル東北ツアー2010 <鶴岡編>

沖縄在住のコウサカワタルさんとの東北ツアーが終わってしまった。本当にあっという間だった。沖縄でのレコ発をsyo yoshihama君が主催してくれた時、共演したのがきっかけ。そのとき沖縄の話や台湾の話やインディペンデントの話を沢山して仲良くなった。東北をまわりたいと声をかけてくれたのがきっかけで光栄なことに一緒にまわらせてもらえることになった。

今回のブログはどうやってツアーを組んだりしているかってことを自分より若い子からよく相談されるので凄く簡単にだけど自分なりの方法を細かく書きます。まずは東北のどこをまわるかを調査。バンドではなく、インド楽器のサロードや三線が似合う場所でなければならない。そして大事なのは三線に電気を通すこと(ステレオ三線)なのでスピーカーや電源も必要。まずこの条件を考えるとライブハウスでは厳しい。だとカフェ、ギャラリー、フリースペースを調査する。そしてお世話になっているバンドの人やオーガナイザーに相談する。今回、鶴岡はマルチ放電、仙台はチェリーミュージック(from 山形)、いわきは"あぶらすまし"。いつも仲が良くて一緒にやっているバンドも勿論誘いたいのだけど全体の雰囲気を考えると共演が難しかったりすることもある。そんなこんなを具体的に仮プランとして紙に書いたりする(片隅にはクソネコもちゃっかり)そんで片っ端から電話で相談するという流れ。

今回は有り難いことに仮プランがスムーズに通ったツアーだった。相談を持ちかけるときは顔見知りでも緊張する。失礼のないようにと。組んでもらうってことはお願いする側にお金もかかるってこと。組むことは企画するのが好きだったり地元の活性化とかを別にして労力ってのがすこぶるかかる。だから本当に有り難いこと。だから最低限、できるだけイベントの告知まわり、オーガナイザーの紹介、出演バンドをブログやHPで紹介する。そんな準備期間を経ている。だから楽しいイベントになったときは本当に嬉しいし頭があがらない。自分で組む時も同じ。最終的に色々あっても互いのありがとうで成り立つものだと思っている。そして打ち上げに出れたらドカーンと締めてハグ&レスポンス。これ大事。もちろんこんなこと言っても自分は情けない部分が多過ぎる。たまに笑って「われーす!(ごめんなさい!)」で済ませようとする悪い癖がある。これ反省。われーす!

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と、いうことで初日は山形県は鶴岡市。前の日に秋田で演奏していたコウサカさんと駅で待ち合わせ。前回の沖縄ツアー(沖縄芸祭に呼んでもらったとき)では会えなかったので久しぶりの再会。すげー緊張。早速爽やかに挨拶してくれて不安が吹っ飛ぶ。本当にいい人だ。車にサロードを積み出発。まずは予約してある温泉宿にチャックインしに行く事に。その宿はFRIDAYZの山口君が教えてくれた。共演じゃなくてもサポートしてくれる山口は本当に最高。キモイけど最高。入った瞬間いい宿だなーと思った。コウサカさんも満足してくれたようで何よりだった。山口にサンキュー。キモイけどサンキュー。

そして会場となる"なんだ屋"へ。実は初めて行く。中に入ると主催してくれるマルチ放電のなっちゃんに挨拶。相変わらずのナイス女子。CEOの吉田さんにも再会し中古楽器が見て回った。可愛い謎の楽器が多数。コウサカさんも興味津々。なんだ屋、謎過ぎて最高。今回のために特設ステージを作ってくれていた。もろに手作りなDIYスペース。すげー感動した。インドの神様(あれなに?象?)みたいな幕もあって超サロード仕様で吃驚。粋だなー。んでコウサカさんと「うおっ」って喜んだのがフライヤーの拡大コピー。何気ないポスターに更に感動。リトルワンダーの成田さんとも久しぶりに再会。成田さんは昔Qurageでアナログシンセとか弾いてくれてた人。今は仙台在住。リハーサルの前に紹介してもらった"滝太郎"ってとこで海鮮定食を食べることに。これが超がつくほど新鮮でうまかった。庄内は違うなー。大満足でなんだ屋に戻りリハーサル。

サロードとも再会。半端ねー。もうボワーッと共鳴の嵐。マイクの位置を調整してハウリを消しながらベストに近づける。そんでステレオ三線の登場。これは沖縄で共演したとき使ってなかったので初。これまた激衝撃。ってか綺麗にディレイかかってるのが吃驚。ディレイは一般的でもかかり具合が絶妙で鍛え上げてる感じ。想像以上にトリップ。Qurageのリハーサルも問題なくやりやすかった。なんだ屋のスペースはできたばっかりだから音が馴染まないところもあるけど凄くいい。

本番。マルチ放電からスタート。この『マルチ放電』は告知にも書いたけど今最も注目している山形のバンド。なんてったって機材オタのなっちゃんの声が凄くいい。そんでベースもギターもドラムも派手さがなくて凄くいい。エフェクターの音色も効果的で凄くいい。いやー本当凄くいい。ZOMBIE BOOK 2010の森盤にも『Boy Can't Meet Girl』って曲で参加が決まってて、リアルタイムで聴きまくってるその曲をやったときには激しく「いますぐ金がほしい!」って思ったよ俺。地元で細々と活動しながらも沢山の人に聴いてもらいたい。大好きだなーマル放!

そんで相当久しぶりに見るリトルワンダー成田氏。もはやサイババな風貌からネジが緩んだポップを総出力。MPCのトラックも面白くてよかった。成田さんって絶対日本人じゃないよね。たぶんサイババだよ。頭振ってるとき粉見えたし。山形のSSWが極少なんで帰ってきてほしいです。また一緒にやりたい。

んでQurageの出番(写真撮ってた方ください!)カセットMTRがようやく慣れてきた。頭出しを考えて曲順を練り直す。前回のツアーはことごとく失敗したが反省を生かしスムーズにできた。ラヴレターの普通メロのときになぜか一弦が切れて焦った。なぜッ。急遽成田さんのギターをかりて二曲を演奏(ありがとうございました)謎のハプニングも打たれ強くなったのか普通に対応できた。頭の右上をダダダダッと階段を登る音がしてトイダブシステムと自然にシンクロする部分があって奇跡が起きたりもした。久しぶりの鶴岡、凄く真剣に聴いてくれて嬉しかった。

トリはコウサカさん。自分を含めサロードに全員夢中。さっきと目の輝きが違うじゃないか若者よ。演奏がいつのまにかサッと始まるとそこはもうコウサカワールド。なんかそこにいるだけで凄く体に良さそう。見た人わかっぺ?もうふにゃふにゃだけど集中できてる感じが初めての感覚だった。ステレオ三線で会場が動きだしたのがわかった。絶妙なディレイタイムに完全トリップ。口琴(4枚の)で笑いを誘うのも流石の一言。口琴も物販で販売してるから説得力あり。一日目にして拝むように魅入ってしまった。残り2日も演奏を間近で見れると思っただけで幸せな気持ちでいっぱいだった。

コウサカさんと山口(FRIDAYZ)が仲良くなってて笑ったー。コウサカさんが山口の言った「俺、音楽なんでも聴くっすから。垣根ねっす。」をずーっとマネしてて滅茶苦茶笑った。実はツアー最終日の別れ際もその名言で別れたっていう。山口はなんつーか本当愛されてるよね。まじで垣根ねっす。ケンタ君も駆けつけてくれて嬉しかったなー。庄内最高。これからの招聘ツアーマスト地域にしていきたいです。聴きにきてくれた沢山のお客さん、主催のマルチ放電、なんだ屋、本当にありがとうございました。仕切ってくれたなっちゃんまじでサンキュー!!!!


垣根ねっす(by 山口FRIDAYZ)
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by mori-koji | 2010-03-24 12:29 | QURAGE関連記事

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