【INTERVIEW】岡茂毅 × 森幸司(ZOMBIE FOREVER)

※随時追加していきます

■森幸司(以下:森)
自己紹介とこれまでの活動歴を教えてください。皆さん意外とこの質問が一番大変そうです…

■岡茂毅(以下:岡)
確かに!自己紹介も経歴も言うほどのことがない…。一応、色々なバンドに参加してるんですが主に、岡山のロック・バンド「ケッチ」でギターを弾いてます。あと、そのケッチのドラマー違いでパンク色を強めた兄弟バンド「Bomb Ketch」。これでほぼ活動の9割。あとは岡山のオルタナティブなガールズ・バンド「すさび」、東京の不思議な女性SSW「ふかまちこん」とのデュオ「あんこのみそしる」、最近参加した女性のウクレレ弾き語りをベースにした「海底二万マイルス」。これくらいかな最近活動してるのは。あとはソロ。よく考えたら、全部ギターですね。歌ってるのはほぼソロだけ。森君に会った頃はたまたま、よく「とうめいロボ」に参加してたんだよね。「とうめいロボ」とのバンド「くまくまキー」も割とよくライブしてて。とうめいロボに「Phewさんと対バンなのでギター弾きませんか?」と言われて、とうめいロボでの演奏も楽しかったし、まんまと餌につられて東京に行ったら森君に会ったと。そのあと僕が働いてる練習スタジオ兼小さなライブスペース「Crazy Mama Studio」の下の階の空きスペースを使って始めた「Dig Dig」というレコード屋を立ち上げとともに手伝いはじめて、僕もQurageのライブもCDも好きだったので、ぜひZombie Foreverの作品を置いてもらいたいなと思って連絡したのが、このテープが出来たきっかけの始まりかな。

■森
そうですね、活動のほとんどがギターなんですね。でもソロの歌を聴いてると声にうまく言葉が染み込んでいてボーカリストとしても活動していたのかと思ってました。ケッチよりも先にソロを聴かせてもらったからかもしれませんが、とにかく衝撃でした。歌を唄うのはほとんどソロだけとのことでしたが、ギターへの特別な想い、のようなものはあったりしますか?

■岡
うーん、あるようなないような。もともと音楽聴くのは好きだったけど、歌しか聴いてなかったし楽器には興味なくて、バンドする気もなくて、たまたまアコギを手に入れたのもあるけど、一人で遊べそうなのがギターだったから。二十歳過ぎくらいまでは、なんとなく音楽に合わせて、ギターのフレーズとは関係なく適当に弾いてた。JPop、ロック、R&B、ジャズ関係なくラジオで流れてくるものに合わせてほんとうにデタラメに。友達とコピーバンドも始めたりしたけど、ギターをコピーし始めて思ったのはそもそもギターのフレーズにはそんなに興味がなくて、ギターの音色が好きだったということ。そう思ってからしばらくして阿部薫のCDを聞いてすごく衝撃的で、この音の感触をギターで出せないかと思って試行錯誤したりしたのが一番ギターに取り組んだ瞬間かな。だから普通にギターは、ぜんぜん弾けません…。ギターの教則本って上手になった気がするから好きなんだけど、1ページ目からちゃんと弾けなくて毎回挫折してる(笑)。ギタリストを意識して聞き出したのは割と最近で、好きなギタリストはいるけど、なかなか真似できない…。それでもやっぱりギター自体は好きなんだよね。形と音が。

■森
阿部薫ですか!びっくりです。その音をギターでっていう発想とか面白いっすね。とうめいロボで見たときのギターは激渋って感じでとにかくギターソロが超絶でかっこよかったんですが、一番印象に残ってるのはちひろちゃん(とうめいロボ)が一緒にやりたいと思う、やりたい音楽にフィットするギタリストは岡さんしかいないんだろうなっていう調和してる感じと信頼感のようなものでした。だから羨ましかったんですよね、僕らの界隈(?)ってそういうギタリストがいないので。一緒にやりたいって思ってしまいました。歌を唄う、ソロをやるきっかけとかありますか?

■岡
そんな風に言われるとなんか恥ずかしいですね。そんなたいしたことないですけど、せっかくなんで今度一緒に何かやりましょう!出来るかなー、Qurageは間が難しそう!で、歌うことか。もともと歌うのは好きだったんだけど、実際にギター弾きながら歌ってみたらあまりにもひどくてダメだなと思って最初にすぐやめちゃったんだよね。それからPEPPERLANDに出だしたくらいから、誘われて参加したバンドはだいたいアクの強いボーカルがいて自分が歌う必要もないなと思ってたから、長いこと歌うこともなくて。そしたら2007年頃、PEPPERLANDのブッキングマネージャーの能勢慶子さんに突然「岡君は歌を唄いなさい。」と言われて、「じゃあやってみます」ということですぐにソロのライブを決めて曲を作り始めたのが、今みたいな形で活動し始めた最初。それまでも一人で、ちょこちょこ宅録したりライブしたりしてたんだけど、アバンギャルドな音楽がしたかったから歌ものではなかった。勢いで始めて曲のないままライブ決めちゃったから最初のライブは1曲歌って、残り時間は延々ギターソロ。最初のうちはライブ毎に新曲が増えるという優等生ぶり。

■森
是非とも一緒にやりたいです。ほんとうにギタリストがいないのです、切実です。僕の中で岡山と言えばとうめいロボで、その他はほとんど無知なのですが、岡山の音楽シーンについて教えてください。

■岡
僕が大ファンなのはまず手水というデュオ。憧れ。今は村岡ゆかさんと本松洋子さんとそれぞれソロで活動してますが、どちらも独特で本当にすばらしすぎます。そして尊敬してまない駅前旅館。岡山のパンクシーンの先駆けである肉弾というバンドのボーカル文谷さんがやってるバンドでメンバーの個性、意味のわからなさ、本当に最高です。岡山パンク界のキャプテン・ビーフハート。そして、悪い先輩である村岡充さん率いるTest Pattern。僕も録音を手伝ってますが最新のアルバム「羽化」は本当に名盤です。大ファンです。そして、最近岡山に移動してきたjugz。世界でもトップクラスの変なバンド。素晴らしいです。PEPPERLANDの名物スタッフ、ジローと駅前旅館のベース重政さんのデュオ、Nothing Face From Colombia。ぐだぐだ。重政さんのソロマッシュ星川もすばらしい。そしてキャプテン・トリップからリリースしてるロバQ。音でかい、かっこいい。若手では僕のバンドでもギターを弾いてもらってる岡崎隼率いるロンリー。あとはBomb Ketchのドラムがやってるスラッシュ・ハードコアTill Ewing。関西から岡山に帰ってきたLabcry、FuturesのNANAこと七曲竜さんもジャンクでかっこいい。PEPPERLANDのブッキング・マネージャーの能勢慶子さんの歌もすごくいい。他にもいろいろあるけど変な人がたくさんいて面白いですよ。
by mori-koji | 2014-01-18 21:21 | interview

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