【VA】ぼくらの文楽2013『古代の森を楽器にしよう~集音機で虫になろう~』特設ページ

e0108705_19572568.jpg
■ABOUT『ぼくらの文楽 2013『古代の森を楽器にしよう~集音機で虫になろう~』

▽ぼくらの文楽とは?
ぼくらの文楽 2013でZOMBIE FOREVERの森幸司 a.k.a. QurageがWORKSHOPを開かせてもらいました。ぼく文2013のテーマは「今年のぼくらの文楽は、古代の丘でずっと続く、縄文まつりと一緒に。音楽も、お話も、工作も、おもちゃも、けん玉も、お買い物も、太鼓も、獅子舞も、お寺も、穴掘りも、星空も、 縄文も。こどものように、あそびたい。」音楽主体よりも遊びと学びに重点を置いた文化祭のようなフェスティバル。俗に言う世間的有名アーティストやバンドが出るわけではなく、一般的には知られていない、知ってる人にとっては神のようなスペシャリスト達が名を連ねた、まさに好奇心くすぐる極めてオリジナルなフェスティバルでした。http://www.bokuranobungaku.jp/2013/

▽どんなワークショップをしたのか?
森が開催したワークショップ『古代の森を楽器にしよう~集音機で虫になろう~』は山形県長井市の縄文村古代の丘に行き、石ころや葉っぱ、枝や栗などを拾って演奏会を開きましょうという試みです。外に出て音の出るものを鳴らすだけなら誰でもやったことがあると思います。ただ今回は、それだけでは面白くないので場面設定も加えてみました。古代の森に住んでいる虫さんたちのところに人間がお邪魔する、という設定です。もちろん人間よりも数倍小さな虫さんたち。言葉も通じなければ見えている世界も違います。ただひとつ、音楽だけは共通に楽しめる娯楽、ということにします。普段虫さんたちの生活に溶け込んでいる石や枝をお借りして演奏会を開きます。今回はバッタさんに聴いてもらう、という設定です。演奏会を開くにあたり、いくつか疑問点が出てきます。人間が聴こえる音と虫が聴こえる音は違うのだろうか?そういえばバッタさんに耳なんてあったっけな?まず、バッタさんの耳はそもそも後ろ足の付け根付近にあると言われています。子供のとき、びっくりさせようとして地面をバンッと叩いたことありますよね。バッタさんは思った通りにびっくりして飛び跳ねていったと思います。ある実験で足が地面に着いていない状態でバンッと地面を叩いたそうです。そしたらびっくりするどころかピクリともしなかったそうです。バッタさんの耳は足にあるんですね。ということは、人間の聴こえ方とバッタさんの聴こえ方は全く異なることがわかります。もしかしたら、人間が地面に耳を付けて四本足で這って歩くのが一番近い行為なのかもしれません。人間がドスンドスンと虫さんの上を容赦なく歩くというのは、ティラノサウルスがドスンドスンと人間の上を容赦なく歩くのと一緒。小さな石ころに目をつけてみることで虫さんたちと同じ視線を感じることができます。実際自分が石ころになってみると大きい生き物を見た時の恐怖感は想像以上であることがわかります。では、どうやったらバッタさんの気持ちをもっと知ることができるのでしょうか?そこで思いついたのが『集音機』でした。

▽集音機で虫になろう?
土を持ち上げる音を聴いたり、草を掻き分ける音を聴いてみたり。集音機を使うことで実際よりも大きくリアリティのある繊細な音で聴くことができます。目を地面につけることで沢山の発見があります。虫さんの足が一本落ちていたり、頭だけ無造作に置かれていたりします。人間世界だったら警察が出動します、だからきっと虫世界でも大変なことになっているはず。そんなことを考えながら中腰で進んでいきます。どれだけバッタさんの気持ちに近づけるか、それが大事です。草を擦る音や風で飛んでいく音を聴いてみます。木そのものに集音機を当てて音を聴いてみます。アヒルの泳いでいる音、鳴き声を聴いてみます。夢中になり、時間になっても戻ってこなくなる参加者が続出しました。虫さんやバッタさんの気持ちになったところで次は演奏する楽器を探します。集音機を使って動き回ってもらった後は『気持ちいい音』を探す旅に出掛けてもらいます。人によって気持ちいい音は違います。枯れた葉っぱのグワシャッと鳴る音が好きな人、濡れた葉っぱのシメッとした音が好きな人。そんな自分のマイベスト音を探して持ってきてもらいます。そしてメトロノームを使ってリズムに合わせて鳴らしてみます。円になって隣の人を意識して鳴らしあうと自然と音楽になっていきます。土を削る音がハイハットのようで、枝のポキッがバスドラに、栗のコンコンがスネアのように。自分の耳だけを通すといつもと変わらない小さな音なのに、集音機を使うことで虫さん目線の音に聴こえます。その音を意識して演奏会をする、それがバッタさんへの演奏会になるのでは?と考えました。持ち寄ってくれた『気持ちいい音』を使って演奏会を開きました。実際にカセットテープに録音し聴いてもらうと、ほぼ100%の確立でびっくりしてくれました。ただ何気なく鳴らしていただけなのに、実はちゃんとした音楽になっていたのです。

▽音源の内容は?
『古代の森を楽器にしよう~集音機で虫になろう~』は計5組の参加者が開催した演奏会の音源と各5組の良い音を集めて一曲にまとめたREMIX音源をプラスした6曲入りのCD-R作品です。残念ながらこの音源は参加者のみへの限定リリースとなります。REMIX音源に関しましてはインターネットでも聴けるよう対応させていただきます。

■CREDIT
RELEASE : 2013.12.31 (シンデレラデー)
ARTIST : VA
TITLE : ぼくらの文楽 2013『古代の森を楽器にしよう~集音機で虫になろう~』
FORMAT : CD-R_特殊紙ジャケット
CATALOG : zombie-19
REC : 山形県長井市縄文村古代の丘(2013.10.13)
LECTURE : 森幸司(ZOMBIE FOREVER)
ASSISTANT : 田中雄斗(東北芸術工科大学院)
MIX & MASTERING : 森幸司(ZOMBIE FOREVER)
ART WORKS :森幸司(ZOMBIE FOREVER)
PACKAGING : 森幸司(ZOMBIE FOREVER)
PRODUCE : 森幸司(ZOMBIE FOREVER)
PRESS : PC(Mac Book Pro)
IMFOMATION : http://qqqqqurage.exblog.jp/21201243/

■TRACK LIST
1.村上さんと本田さんの演奏(1:00)
2.菅沼さんたちの演奏(1:15)
3.菅野さんの演奏(1:05)
4.菅原さん家族の演奏(0:47)
5.石塚さん家族の演奏(0:45)
6.森幸司(ZOMBIE FOREVER)/古代の森を楽器にしようREMIX(5:49)
by mori-koji | 2013-12-28 20:01 | VA/古代の森を楽器にしよう

ゾンフォー最前線


by mori-koji

プロフィールを見る

▼TOP